*はじめに



連作 「紅」 をお読みいただくにあたり、いくつかご注意がございます。
お読みくださる方は、一度ご覧くださいませ。


この話を考えていたのは、私がばさらにはまった当初のこと、だからざっと4年前になります。当時、世間ではだてさな推して参る風潮が強く、私も何となくだてさなっぽい方向で考えていました。なので、おそらくどことなくだてさな風味です。
また、2の情報はいくつかあれど、発売される前に書きはじめていたため、小十郎や慶次はいるけど秀吉や半兵衛はいない、という偏った構成になっています。
内容としても、ばさらとして読むにはシリアスに偏りすぎていますが、真面目な歴史ものとして読むにも無理があるという何とも半端な位置づけになっています。

よって、主な注意としては、


・長い だらだらと長いです。完結に何年かかるか見当もつきません。
・暗い 痛々しくまじめな方向にキャラが崩壊しているので、鬱になります。特に中・終盤の暗さは半端ないです。
・甘くない 全体的に殺伐としています。
・伊達がひどい ほんとひどいです。伊達好きの方は避けた方が無難かと思われます。
・あくまで史実「風味」 ばさらにおいて史実は「ネタ」です。


とにかく伊達がひどいです。そして真田好きにも優しくはありません。
そして例の如く、更新は亀以下です。たまに他の話に浮気したりもします。

でも、どんなに時間がかかっても、最後まで書き上げるつもりでいます。気長に付き合ってやるよ、とおっしゃってくださる心の広い方は、拙い文章になるとは思いますが、どうか最後までお付き合いくださいませ。



2009.06.09 よるべ